糖尿病の検査のため動物病院へ
糖尿病であるならば、治療にはインスリンが必要です。
都合で日が開いてしまいましたが、11月6日に市内のK動物病院へマウさんを連れて行きました。
以前の治療の際は、10㎞ほど離れた市外のH動物病院へ通っていましたが、移動距離の問題と病院が混雑しているため、今回は市内の病院を訪ねました。
下僕の第一の後悔がコレです。
この時、しっかりと検査ができる病院に行っていれば変わっていたかもしれません。
市内のK動物病院は、小ぢんまりとした町の動物病院さんでした。
設備や人数はH動物病院には劣りますが評判のいい病院です。
なお、マウさんは当然のように動物病院は大嫌いです。
過去に何度も皮膚炎の検査で通院していたため、既に病院恐怖症となっていました。
賢い猫だったので移動ケージを出すのはもちろん、ケージの格納場所付近に近付いただけでもベッドの下などに潜り込んで身を隠していました。
毎回引き摺りだして、ケージに押し込めていました。
ケージに入れている間はずっとか細くニャーンニャーンと不安げに鳴いていました。
ゴメンね…マウさん。
診断結果
さて、受付をして先生と対面。既にフシャーーと怒りモードでした。
まずは持ち込んだ尿をチェックしてもらい、尿糖あり/ケトンなしの診断。
簡易血糖値測定器でのチェックでは血糖値は480mg/dlほどになっているようでした。
続いて血液検査ですが、マウさんが激しく暴れ、うまく採血ができません。
後足も前足からも採血が難しいと判断され、この時点での血液検査は断念。
マウさんは採血が一番嫌いなのです。自分も以前に手伝った際に指を深く咬まれました。
「ひとまず糖尿病ではあるから」とインスリンを用意してもらうことに。
インスリンは前回利用していた猫用インスリンの「プロジンク」です。
常備はしていないそうなので、次の日に取りに行くことなりました。
今更ですが、糖尿病の原因となった基礎疾患や併発疾患の有無を検査してから治療を始めるべきだったと思います。
インスリンと血糖値測定器
翌日K動物病院に伺い、インスリン「プロジンク」と注射器を購入。
自宅での血糖値チェック用に血糖値測定器「アルファトラック2」もお借りできました。
耳の血管付近に針などで小さく傷付け、血玉から血糖値を測る機械です。
なお、マウさんは針で耳を刺す行為自体が無理だったため、後日痛みが少ないという「ファインタッチ2」を通販で購入し、こちらで採血を行いました。
この穿刺器具は、痛みもほぼ感じずに血玉を採取でき、とても便利でした。