抗がん剤治療に希望を

この頃のマウさんのご様子

前回とほぼ変わらず...ただ、シリンジでの給餌は下僕およびマウさんにとってもストレスになっていました。
元気がなくなっても、強制給餌だけはひたすらに拒み続けていました。
摂取カロリーは日増しに少なくなっていた時期だと思います。

うたた寝中...に見えますが半目開いたまま

未分化癌との闘い

2月9日。鳴かず、静かになったマウさんを連れてH動物病院へ。
癌の結果はタブレットを見ながらの口頭説明でしたが、上皮細胞由来の未分化癌。このため原発(発生源)は不明とのことでした。
また、血液検査の結果「がん悪液質」の発症が疑われるため栄養補給(特にたんぱく質)も必要な状態に陥っていました。

貧血が酷くなり、他の異常値も出始めている


先生曰く「副腎あたりに腫瘍があるかもしれません」とのことでしたが、もう手術に耐えられる体力が残っているとは思えませんでした。
同じく体力の不安がありましたが「プラチナ製剤」ないし「分子標的薬」などでの抗がん剤治療を提案されました。

下僕は長年マウさんと連れ添い、家族同然の生活をしてきました。
ここでマウさんを失うことは考えられず、比較的マウさんの負担が少ない(通院などが少ない)「プラチナ製剤:カルボプラチン」の投薬をお願いしました。
点滴での投薬となったため、マウさんを半日預け、それと合わせて栄養補給のために「経鼻チューブ」(鼻カテーテル)の設置を依頼しました。